新潟県三条市の三条市立大学(アハメド・シャハリアル学長)で20日(土)、21日(日)の2日間、昨年に続いて第2回となる大学祭「三燕祭(さんえんさい)」を開き、昨年以上に内容を充実させ、目玉のスペシャルゲストにタレントの山之内すずさんを迎える。
ステージ発表は、20日午前10時からのオープニングでスタート。11時からすでに事前申し込みが終わっている「ファンファーレ」ピアノコンサート、午後1時から学生や教職員が特技を披露するパフォーマンス大会、2時から先着300人が無料で参加できる豪華景品のビンゴ大会、3時半から学生バンド発表。
21日午前10時からオープニング、10時半から三条高校吹奏楽発表、11時半からダンスサークル発表、午後1時からスペシャルゲストトークショー、2時半と3時からそれぞれ学生バンド発表、3時半から出店者の人気投票のエンディング出店総選挙を行う。
山之内すずさんが出演するのは、21日午後1時からのスペシャルゲストトークショー。BSNの行貝寧々アナウンサーが司会進行を務め、サイン色紙が当たるじゃけん大会も行う。参加は無料だが抽選があり、午前10時から11時まで抽選券を配布し、正午に当落を発表して当選者がだけが入場できる。
教室を使って学校の設備や機能を使った理系な体験やワークショップもある。木製のペン立てを作るDIYワークショップ、自分だけの香水作り、3Dカラープリンターでオリジナルキーホルダー作り、工作機械でキーホルダーなどの製作。風船ヨーヨー釣り、学生消防隊「fifi」の活動紹介などがある。
eスポーツ大会の「第2回サエスマIN三燕祭」は「大乱闘スマッシュブラザーズSP」で対戦。20日目はカジュアル大会で当日参加を受け付け、21日はガチ大会で参加は事前申し込みが必要だ。
学外の協力もある。三条商工会議所青年部は燕三条地域の企業を擬人化したトレーディングカード「匠の守護者」のゲームとテントサウナやたき火が体験できるアウトドア体験、老若男女を問わず誰でも参加できるゲーム「モルック」の体験。そして飲食を提供する9つの学生出店、2台のキッチンカーも用意する。
三条市立大学は開学から2年前に開学し、昨年初めて三燕祭を開催し、想定を大きく上回り2日間で約3,000人が来場した。主催の学生でつくる三燕祭実行委員会のメンバーは昨年の30人からことしは50人と大きく増えた。
統率する実行委員長は、胎内市出身の3年須貝玲斗(りょうと)さん(20)。「今まで部門長だったり中間リーダーはやったことがあるが、全体のトップは今までやったことがなく、全体を見るのはなかなか難しい」と言う。実行委員の意見のすれ違いの調整などに苦労したこともあった。
昨年は資金調達を担当した。「企業に協賛をお願いしに行って、メールや電話の対応が本当に大変だった」。昨年は初めての三燕祭の記念にと協賛してくれたが、ことしは少なくなると思ったが、昨年以上の協賛が寄せられた。
昨年は三燕祭について肝心の学生の意識が低く、学生自体が三燕祭を楽しめていなかった感じている。そこでことしの三燕祭のテーマにしたのが「Enjoy 参上!〜燕 joy 三条〜」。三条市と燕市をjoy(喜び)でつなぐことをサブテーマにした。
「来場者だけでなく運営者側、関係者、大学祭にかかわってくれたすべての人に楽しんでいただける大学祭にすることを目標に準備してきた」と、みんなが楽しめる2日間になることを願っている。2日間とも午前10時から午後4時まで。
またとなりの三条看護・医療・歯科衛生専門学校でも同じ20、21日の2日間、学園祭「春フェス2023 in HOSP!」が開かれる。
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