三条商工会議所青年部が創立20周年記念式典 (2023.5.26)

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新潟県三条市の三条商工会議所で2004年に発足した青年部(結城靖博会長・会員83人)は26日、創立20周年記念式典を行った。来賓、歴代会長らを迎えて174人が出席し、20年の歩みを振り返り、これを節目に新たなスタートを切った。

ことし海外事業は世界経済の中枢、ニューヨークが舞台に

式辞を述べる結城会長
式辞を述べる結城会長

会長の結城靖博さん(39)は式辞で、山井太初代会長の言葉を引用。自己研鑽(けんさん)に終わらず、地域にインパクトを与えることに重きを置き、青年部らしさを象徴するこの10年の海外事業は、ことしはついに世界経済の中枢、ニューヨークを舞台にする。

創立20周年記念式典
創立20周年記念式典

感染禍にあってもリモート会議を進め、本寺小路限定クラフトピールの開発販売や商店街にコスプレイヤーを集めた写真撮影会イベントを行ってきた。

直近10代の会長を表彰
直近10代の会長を表彰

私たち三条YEGなら乗り越えていける

失敗を恐れず、何事にも前向きに新しい挑戦を楽しみながら事業活動として行っていく姿勢さえあれば「世界がパンデミックで混乱しようとも行ったことのない場所で初めてとなる事業だとしても、私たち三条YEG(商工会議所青年部)なら乗り越えていけます」と高らかに宣言。「この三条YEGらしさを大切に、まだ見ぬ事業を数多く行っていくのだろうと未来に想いを馳せると楽しみでなりません」と述べた。式辞全文は次の通り。

結城靖博会長の式辞

本日ここに滝沢亮三条市長、国定勇人衆議院議員及び、菊田真紀子衆議院議員、兼古耕一三条商工会議所会頭をはじめとする三条商工会議所役員の方々、また坂田匠二代会長以下当会の歴代会長、阿部銀次郎市議会議員議長、モハメド・シャハリアル三条市立大学学長をはじめ、日頃、当会をご支援いただいている皆様など、多数のご来賓のご臨席を仰ぎ、三条商工会議所青年部創立20周年式典を開催できますことは、誠に大きな喜びであります。

ご多忙の中、ご出席賜りました皆様に三条商工会議所青年部を代表して心から御礼を申し上げます。

三条商工会議所青年部は平成16年4月15日に創立総会を行ないました。山井太初代会長は、当時のご挨拶で「このまちを愛し、このまちの魅力を私たちが掘り起こし、そこに私たちの手で創り出した新しい魅力を足したり掛けたりしながら三条の魅力を高めていくことを行うために青年部を設立します」と仰っいました。

この設立の目的の下、当会は創立以来、この地域の発展、繁栄のため様々な事業を行ってきました。

2013年から現在までの10年を振り返ると、それ以前の初代から9代までの先輩方が種を蒔き育ててきた三条YEGという花が大いに咲き誇った10年だったと思います。

この10年、私の見てきた三条YEGは、失敗を恐れず、何事にも前向きに、新しい挑戦を楽しみながら事業活動として行ってき事業活動として行ってきました。さらに、自己研鑽で終わるのではなく、地域に事業としてインパクトを与えることに、重きを置いてきました。この姿勢こそが、まさに我々三条商工会議所青年部らしさだと私は感じています。

その私たちらしさを象徴する事業が、この10年でチャレンジしてきた数々の海外事業です。してきた数々の海外事業です。シンガポール、パリ、ロンドン、プノンペンと続いた海外事業では、ただ研修という名の旅行で終わるのではなく、必ず現地での燕三条PR事業を行ってきました。

海外であっても事業を通して世界にインバクトを与えてきた当会の海外事業はまさに三条YEGらしさが現れているといえます。

また、この10年を振り返った時に一番大きく私たちの前に立ちはだかったのは、世界的なパンデミックでした。

集まることが許されない状況は私たちから存在意義そのものを奪っていくのではないかという恐怖すら覚えたのを記憶しています。

しかし、そんな中でもリモート会議から今の状況でできる事業をと本寺小路限定クラフトピールの開発販売や、商店街にコスプレイヤーを集めた写真撮影会イベントを行うなど、コロナ禍にも関わらず、状況に応じた事業を行うことで、結果的に例年並みの年間事業数を行うことができたことは、今まで実践に重きをおき続けてきた三条YEGの底力を見ることができたといえます。

数多くの事業活動を行って来れたのは、失敗を恐れず、何事にも前向きに、新しい挑戦を楽しみながら事業活動として行っていく姿勢を守り続けてきた先輩方や、当会の活動を見守って下さった関係各所の皆様のお陰です。

私がこの先の10年、後輩たちに伝え続けていきたいのは、この姿勢だけです。これさえあれば、世界がパンデミックで混乱しようとも行ったことのない場所で初めてとなる事業だとしても、私たち三条YEGなら乗り越えていけます。

2012年入会当時、最年少だった私にも、今では頼りになる若い世代の後輩が何人もできました。今日のこの20周年の式典運営をお願いしている委員長や、先日の市立大学三燕祭実行委員会との共同事業を任せていた委員長、今年の夏にニューヨークで行う予定の海外事業を担当する委員長など彼らは私がとても頼りにしている後輩たちです。

彼らをはじめとする当会の若手がこれからの10年、この三条YEGらしさを大切に、まだ見ぬ事業を数多く行っていくのだろうと未来に想いを馳せると楽しみでなりません。

本日、ご列席いただいた皆様には、彼らが創りだしていく三条商工会議所青年部のこれからの10年の歩みを暖かく見守っていただき、これまで以上のご支援とご鞭撻を賜りますよう、心からお願いを申し上げ、私の式辞とさせていただきます。

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