三条市を中心にバラ愛好者21人でつくる「三条バラ愛好会」は28日、「道の駅 庭園の郷 保内」(三条市下保内)で4年ぶりとなる「バラ展」を開き、会員が丹精込めて花を咲かせたバラ約120鉢を展覧する。
当初は三条市春と秋の年2回開いたが、オープンに合わせて「道の駅 庭園の郷 保内」に会場を移し、秋は花が少ないので春だけの開催とし、今回で22回を数える。前日28日は1日がかりで展示作業をした。
ことしは開花が早く、花が終わった品種も多いが、定番品種のきれいなピンクの花を咲かせる「ピエール・ド・ロンサール」や珍しい緑色の花、接木にしたスタンダード、アンサンブルなど色や形、仕立てがさざまなバラが並ぶ。
会員は三条市のほかに燕市、田上町、新潟市秋葉区の愛好者で、60代、70代が中心。これまでは会期を2日間にしていたが、会員が高齢者してひさしぶりの開催でもあり、今回は肩慣らしに1日だけの開催にした。
代表の三条市の山井昭子さん(71)は、「皆さん、気力がっあっても体力が追いつかない」と笑う。「腰が痛い、肩が痛いと言いながら続けてるのは、バラが好き以外の何ものでもないでしょうかね」と話し、大勢の来場を待っている。午前9時から午後3時半まで、無料で観賞できる。