昨年7月のリニューアルオープンで大幅に利用者が増えている道の駅「SORAIRO 国上」(新潟県燕市国上)に6月1日、宿泊可能なキャンプフィールドと車中泊利用者が安心して過ごせるRVパークがオープンする。
指定管理者の「よね蔵グループ」がクラウドファンディングなどを活用して第2駐車場に整備する。
キャンプフィールドは、第2駐車場の芝生エリアでキャンプができるようにキャンプ場9区画(うち小:5区画)を整備する。利用料金は1区画5,000円(小:4,000円)で、隣接する日帰り温泉「てまりの湯」の利用券2枚が付く。
RVパークは第2駐車場内にある電源柱11区画分を利用し、電源を使える。利用料金は1区画2,500円で、「てまりの湯」利用券1枚付き。電源利用のほかキャンプフィールドと同様の設備が利用できる。
いずれも水道、炊事場、トイレ(道の駅)、温泉(てまりの湯)が利用でき、炭や灰ごみを含めてごみ処理に対応、ペットの同伴もできる。
RVパークは、日本RV協会が「快適に安心して車中泊ができる場所」を提供するために定めた条件を満たす車中泊施設。「SORAIRO 国上」はその条件を満たす。
キャンプや車中泊ができる整備を求める声は10年以上前からあったが、ようやく実現。さらに魅力をアップして利用者に集めるのは間違いないが、すでに駐車場不足が深刻で、早急な駐車場の拡張が求められる。