新潟県立三条高校は6月5日、モンゴル出身の元横綱、日馬富士公平さんが理事長を務めるモンゴル・ウランバートルの新モンゴル日馬富士学園と相互連携・協力について調印式を行い、新モンゴル日馬富士学園との交流を深める。
新モンゴル日馬富士学園は2018年に開学した。5日は午後2時から三条高校で調印式を行い、日馬富士さんも来校、新モンゴル日馬富士学園の代表生徒はオンラインで参加する。
新モンゴル日馬富士学園サポート協会(三条市)両校代表生徒あいさつ、協定書の調印、勝山 宏子校長と日馬富士さんがあいさつする。
新モンゴル日馬富士学園は、日馬富士さんが新モンゴル学園のガルバドラッハ理事長と協力し、2018年に自身の日本での生活経験などに基づいて、母国モンゴルに設立した学校。小中高一貫校で在校児童、生徒は約1,200人にのぼる。
ことし2月、3月に両校の生徒がオンラインで交流しており、今後もさまざまな機会を通じて交流していく。6月23日(金)から7月21日まで新モンゴル日馬富士学園から教員2人が来日し、三条高校で授業参観などを通じて研修を行う。
三条高校は、新潟県で唯一、文部科学省の「WWLコンソーシアム構築支援事業」の拠点校に指定されている。同事業は、将来、新たな社会(Society5.0)を牽引し、世界で活躍できるビジョンや資質、能力のあるイノベーティブなグローバル人材の育成を目的とした文部科学省事業で2019年度から行われている。
三条高校は、「希望に満ちた未来を創るリーダー育成システムの構築」という構想の下、海外校とのネットワークを広げ、生徒が多様な他者と交流する機会を増やし、探究力等の育成を図っていく。