新潟県田上町の「道の駅たがみ」に4日、昨年に続いて高さ6メートルもあるタケを骨組みにしたジャンボブランコ「たがみバンブーブランコ」がお目見えした。
タケノコ産地で知られる田上町。タケノコにちなんだイベントをと昨年初めて町内の竹林のライトアップを目玉としたアートプロジェクト「たがみバンブーブー」を行い、2万5000人もの来場者を集めるビッグイベントとなった。
プロジェクトのひとつとして昨年、タケの「たがみバンブーブランコ」を設置したが、ことしも9月16日から10月15日までの開催が決定。それを象徴するモニュメントという意味も込め、ことしも「たがみバンブーブランコ」を設置した。
昨年は10月初めから11月下旬までの設置だったが、ことしは開幕の3カ月以上も前の設置。3日に実行委員会のメンバーら10人ほどで町内の竹林から切り出してきたタケで製作し、4日から開放して利用してもらっている。
道の駅たがみがは国道403号に面し、車のドライバーからも注目度は抜群。ことしの竹林のライトアップは昨年の約2倍に拡張し、町内の椿寿荘や湯田上温泉でライトアップ、さらに護摩堂山(274m)の山頂やタケを使った日中のインスタレーションなどを計画している。
昨年の副実行委員長でことしは委員長を務める田上町商工会青年部の部長、渡辺勇祐さん(40)は、「昨年は竹林のライトアップで田上の認知度が一気に上がり、田上の平均年齢が一時的にぐっと下がった」と笑い、「去年より2倍近くに規模も目玉で、のテイストの違う2つの会場をつなぐイメージ。会場と会場の間に簡単な飲食スペースを設けたい」とアイデアを膨らませている。
「たがみバンブーブランコ」は「道の駅たがみ」の営業日の午前9時半から午後5時まで利用できる。