三条高校と新モンゴル日馬富士学園が相互連携と協力で調印 (2023.6.5)

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新潟県三条市の県立三条高校と、元横綱の日馬富士公平さん(39)らがモンゴル・ウランバートルに開設した小中高一貫校の新モンゴル日馬富士学園は5日、相互連携と協力で協定を結んだ。まずは6月23日から4週間、新モンゴル日馬富士学園の教員2人が来日して三条高校で授業参観などを通じて研修する。

日馬富士さんと勝山校長
日馬富士さんと勝山校長

5日は三条高校で調印式を行った。両校をオンラインで結んで新モンゴル日馬富士学園理事長の日馬富士さんと三条高校の勝山宏子校長が協定書に調印した。

三条高校は県内で唯一、文部科学省のWWLコンソーシアム構築支援事業の拠点校に指定され、海外校とのネットワークを広げ、生徒が多様な他者と交流する機会を増やし、探究力などの育成を図っている。

調印
調印

日馬富士さんはあいさつで、16歳のときに初めて三条市に来て以来、三条市民の世話になっており、「6年前に母国であるモンゴル、父国である日本にどういうふうに恩返ししたらいいかということを考えていた」と振り返った。

国の未来を支えるのは子どもの教育と考え、モンゴルで日本式の学校を設立してモンゴルの子どもたちに相撲道の礼儀、礼節、道徳教育、情操教育、日本の伝統文化、日本語を教えることで、もっとモンゴルの子どもたちが日本に興味をもち、親しみをもつことができる。何か世のためにできることはないかと学園を設立した思いを話した。

あいさつする日馬富士さん
あいさつする日馬富士さん

「きょうは本当に夢のよう」と両校の結びつきを喜び、「これから生徒たちが互いに支え合い、応援し合って、互いの国の伝統文化を理解して、これからよりいい社会をつくっていければと心から願っている」と期待した。

勝山校長は英語であいさつし。両校の生徒は研究プロジェクトはダイナミックな飛躍を遂げ、新モンゴル日馬富士学園の学生たちと日本と新潟のいいところや課題を共有することで、日本をより身近に感じてもらいたいと述べた。

記念写真
記念写真

さらに環境問題や食糧問題など人類最大の課題について話し合う機会を楽しみにしており、近い将来、共同研究を行う機会を得たいと考えている。これは両校のパートナーシップの目標のひとつで、WWLコンソーシアムのモデルとなる可能性があると信じている。「今後はオンライン交流だけでなく、学生同士のリアルな交流も拡大していきたい」と願った。

調印のほかにも、互いに学校紹介や校歌を歌うなどしてオンラインで交流。オンラインの回線の品質が低く、せっかくの新モンゴル日馬富士学園の校歌が少ししか聞こえなかったが、代わりに日馬富士さんが校歌を歌うひと幕もあった。

三条看護・医療・歯科衛生専門学校提供写真
三条看護・医療・歯科衛生専門学校提供写真

日馬富士さんは5日、6日と三条市周辺を駆け足で訪問しており、5日は三条市立大学と三条看護・医療・歯科衛生専門学校、三条東高校などを訪問し、6日は弥彦神社の参拝や企業の訪問などを行う。

三条看護・医療・歯科衛生専門学校提供写真
三条看護・医療・歯科衛生専門学校提供写真

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