新潟県弥彦村の弥彦温泉「おもてなし広場」で10日、ことしも「薔薇(バラ)の足湯」が始まった。映える湯と香りで利用者を楽しませている。
見どころが少なくなる6月の弥彦観光の呼び物のひとつにと昨年、初めて「薔薇の足湯」を行った。ことしは7月1、2日までの毎週末の土、日曜限定で午前10時から午後4時まで、2カ所ある足湯のうち弥彦駅側の足湯で行っている。
ことしも新潟市南区で無農薬で栽培されている食用のバラの花、1日1kgを用意。すぐに香りが弱くなるので、朝と昼の2回に分けて花びらを浮かべる。
赤、ピンク、白の花びらじゅうたんのように湯に浮かび、サクラの花筏(はないかだ)のよう。湯に足をつけるとバラが香り、目線を上げると新緑に包まれる弥彦山。特別感満点の足湯を味わえる。
昨年は7月になると花がなくなって中止した。ことしも早く花がなくなる可能性があるため、薔薇の足湯の実施状況を弥彦温泉旅館組合青年部のインスタグラム公式アカウント「yahikoryokan」で投稿している。