新潟県三条市の防災訓練が18日行われ、自助や共助では市民の避難訓練や自治会や地域の防災活動訓練、公助では災害対策本部の設置、水防活動訓練、ヤマト運輸とコメリ災害対策センターの協力で災害支援物資搬入搬出訓練などを行った。
出水期を前に水害を想定して毎年行われている防災訓練。市民の避難訓練は市内に第一次避難所10カ所、24カ所の計34カ所の避難所を設置。うち7カ所には、ペット専用スペースのある避難所を設けた。
ことしも避難所へ避難した人にレトルト食品や保存食をプレゼントして市民の来場を呼びかけた。
第1次避難所のものづくり学校には、約30人が避難し、女性消防隊の6人が百円ショップで買える防災グッズの紹介や寸劇風にして三角巾を使った応急手当などを指導。災害時以外にも活用できることばかりで、熱心に話を聞いていた。