一般社団法人燕三条青年会議所(野崎寛行理事長)主催の石原良純講演会が24日、燕三条地場産業振興センターで開かれ、千人近くが来場した。
毎年、協同組合新潟県異業種交流センター(niks)と共催し、助成を受けて開いている講演会。今回は俳優で気象予報士の石原良純さん(61)を講師に暮らしと安全というテーマで聴いた。
冒頭、石原良純さんは「三条市と燕市が仲が悪いといううわさを流している人がいる」と地元ではちょっぴり旬な話題で始めた。
燕三条には何度か足を運んだことがあり、ロケで三条市下田地区の長野温泉「嵐渓荘」に来たことを話した。旅館の前には大きなかまくらがつくってあったが「その当たり前のことがなくなってしまうかもしれない」と異常気象から話し、来場者はテレビでおなじみの石原良純さんの話に引きつけられ、聴き入っていた。