7月3日(月)午後6時半から8時ごろまで西照寺(新潟県三条市上須頃911)で「お寺コンサート AT 西照寺」が開かれ、今回は「フレンチバロックと最古のオーケストラ雅楽」を楽しんでもらう。
2部構成で第1部はトリオアンサンブルの「フレンチバロック」が作曲家マレ、オトテール、ポワモルティエなどの作品などを演奏。第2部は「新潟楽所(にいがたがくそ)」が平調音取(ひょうじょうねとり)、越天楽(えてんらく)、五常楽急(ごしょうらくきゅう)、陪臚(ばいろ)などを演奏する。
フレンチバロックは、マチュー・デュポンさんがリコーダー、山下瞬さんがヒツジの腸でできたガット弦を張るバロックチェロとバッハの時代にフランスで生まれた小型のヴィオールのパルドゥシュ・ド・ヴィオール、原澄子さんが16〜18世紀の擦弦楽器のヴィオラ・ダ・カンバを演奏する。原澄子さんは西照寺住職の二女でもある。
新潟楽所は1991年に新潟市西区黒鳥にある浄土真宗佛光寺派の寺院「威徳寺」の雅楽部として発足し、98年に新潟楽所と改名。威徳寺の諸行事での奉納演奏を中心に県内外での寺社で奉納演奏、音楽祭への出演、小中学校での雅楽教室など雅楽の普及に務めている。
ことしのアートミクスジャパンにも出演。今回は吹物(ふきもの)3人と弾物(ひきもの)2人の三管二絃、5人構成で演奏する。
西照寺は不定期でお寺コンサートを開いて生演奏を楽しんでもらっている。参加費は無料でカンパ制。参加したい人は車での来場はなるべく乗り合わせ、直接、西照寺へ出向く。問い合わせは西照寺(電話:0256-32-5456)。