コロナ禍支援で始まった燕応援フェニックスクーポン券の第6弾は物価高騰で市民を支援 (2023.6.30)

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新潟県燕市が新型コロナウイルス感染症緊急対策「フェニックス・11(イレブン)」として新潟県燕市が2020年4月に始めた「燕応援フェニッククーポン券」。第5弾まで発行したが、今度は消費喚起に加えて新たな物価高騰の影響を受ける市民の家計負担の軽減も目的に第6弾を発行する。

燕応援フェニックスクーポン券の見本(左)と登録店の掲示ポスター(右)
燕応援フェニックスクーポン券の見本(左)と登録店の掲示ポスター(右)

感染拡大で客が激減した市内の飲食店を支援しようと始めた事業。登録した事業者で金券として使えるクーポン券を市民に配布した。その後、登録事業者は小売業やサービス業にも拡大し、市民に大好評で市外の人にうらやましがられるキャッチーな事業だ。

事業者支援から市民支援に重心

5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、飲食店の集客も感染拡大前と変わらないくらいに回復しつつあるなか、今度は物価高騰に苦しむ市民を支援するクーポン券として、事業者支援から市民支援に軸足を移したクーポン券となり、それを象徴するようにクーポン券の色もこれまでの緑から第6弾は青に変わる。


クーポン券はこれまで通り1世帯に6,000円分を配布する。500円の割引券が12枚で、会計1,000円以上につき1枚、使える。使用期限は年内12月31日まで。配布世帯数は29日現在3万0887世帯で、予算は約1億6千万円。30日から各世帯へ郵送する。

登録店舗は23日現在で435店舗。市内で直接、消費者と接して商品や製品を提供する事業者の登録を随時、募集している。問い合わせは燕市商工振興課(0256-77-0231)。

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