燕市が中断していたサッカー場の整備に向けた検討を再開 (2023.6.30)

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新潟県燕市の鈴木力市長は29日の定例記者会見で、中断していたサッカー場の整備に向けた検討を再開すると発表した。

サッカー大会の会場に利用されることが多い吉田ふれあい広場(2019年9月の第3回燕ロータリークラブ杯サッカー大会U12)
サッカー大会の会場に利用されることが多い吉田ふれあい広場(2019年9月の第3回燕ロータリークラブ杯サッカー大会U12)

2016年に6月の燕市議会で「燕市でのサッカーにおける環境整備を求める請願書」を採択したが、厳しい財政状況もあり、計画は進まなかった。

18年には燕市サッカー協会などが燕市内に夜間照明設備を備えた人工芝サッカー場の建設を市長や市議会議長に陳情したが、その手法をめぐって一部の市議から強い反発もあり、棚上げになっていた。

しかしことし1月30日付けで市議会からサッカー場整備の議論再開を求める要望書が提出されたことを受け、市では6月定例会において基本構想策定にかかる経費を補正予算として基本構想策定業務委託料500万円を上程し、可決されたことからサッカー場整備に関する検討を再開することにした。

基本構想の策定に向けて機能やグレード、整備場所の検討、施設整備にかかる経費の試算などについて複数案を作成し、メリット、デメリットを検討する。検討状況によっては期間を要する可能性もあるため、整備時期などは明確にせず、進ちょくを踏まえて判断する。


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