九州北部豪雨の被災地へ永塚製作所が十能200本を寄付 (2023.7.13)

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清掃用具や園芸用具を製造する(有)永塚製作所(能勢直征社長・新潟県三条市塚野目6)は、大雨で土石流の発生など大きな被害に見舞われている九州北部の被災地支援に小型のスコップ「十能(じゅうのう)」200本を寄付しようと13日、全国の被災地を支援する一般社団法人ラブフォーニッポンに配送を託した。

ラブフォーニッポンの斉藤さん(左)と永塚製作所の能勢さん
ラブフォーニッポンの斉藤さん(左)と永塚製作所の能勢さん

寄付した十能は数種類あり、いずれも販売できないB級品。十能は水害の泥出し作業に欠かせない。ラブフォーニッポンの理事で新潟支部の斉藤巧さん(47)=三条市=が永塚製作所を訪れて受け取った。

斉藤さんは大きな災害が発生するたびに地元燕三条地域の企業などに支援物資の提供を呼びかけて被災地に届けている。永塚製作所は数年前から物資を提供している。最近は年に2回、3回と寄付している。

今回は斉藤さんが支援物資の提供を呼びかけるのを待たずに、社長の能勢直征さん(55)から十能を寄付したいと斉藤さんに申し出た。


寄付した泥出し作業に大活躍する十能
寄付した泥出し作業に大活躍する十能

「ラブフォーニッポンの骨太な活動は信用がある」と能勢さん。「B級品は廃棄するにも手間も経費もかかる。本来はスクラップになる製品が“ありがとう”と言われる製品に変わり、こんなにうれしいことはない」と逆に感謝している。

10日の大雨からまだ時間があまりたっていないため、現地のようすや道路の確保などの状況がわかっていない。状況を把握してからラブフォーニッポンは本格的な支援活動を始めるので、今回の寄付はひとまず宅配便で被災地へ発送する。

斉藤さんは「十能はどこでも重宝される道具で、本当にありがたい」と感謝。2016年の熊本地震の被災地支援で知り合った熊本の支援団体とつながっているので、今回はその支援団体と連携して支援に取り組みたい考えだ。支援物資の提供など問い合わせは斉藤さん(電話:090-7405-0932)へ。


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