7.13水害から19年になった13日、9人が犠牲になった新潟県三条市は、ことしも五十嵐川の破堤地点に設置された五十嵐川水害復興記念公園に献花台を設置し、破堤時刻にあわせて黙とうをささげた。
公園内に建立された慰霊之碑の前に献花台を設置。2004年7月13日、諏訪一丁目地内の五十嵐川左岸が破堤した時刻、午後1時15分から1分間の黙とうを捧げ、滝澤亮市長をはじめ市民5人を含む参列した20人近くが順に献花し、頭を垂れて冥福を祈った。
この日は梅雨の中休みで青空が広がったが、10日には九州北部豪雨で犠牲者が出る大きな被害があったばかり。滝沢市長は「災害に強いまちづくりをさらに進めていかなければならないとあらためて決意した」と述べた。
さらに、来年で7.13水害から20年になり、高校生も7.13水害を知らない世代になり、「もう一度、市民全体の防災意識の向上、防災力を高める契機になるよう準備を進めている」と気を引き締めた。
今日は、平成16年(2004年)7月13日に発生した新潟・福島豪雨から19年になります。
— 新潟県防災局 (@Niigata_Bousai) July 13, 2023
中下越で大雨となり、五十嵐川や刈谷田川が決壊し、死者15名、家屋の浸水は1万棟を超える被害となりました。
近年は気象が激甚化し、線状降水帯のような激しい雨も降ります。災害への備えについて考えてみてください。 pic.twitter.com/wz0dUC7REf