新潟県燕市分水地区の夏まつり「第50回分水まつり」が15日(土)、16日(日)の2日間で開かれ、フィナーレでは佐渡を拠点に国際的に活躍する太鼓芸能集団「鼓童」が演奏することになった。
16日午後7時半から9時まで行われる「太鼓の響演」に鼓童が出演する。地元の和太鼓グループ「分水太鼓」の演奏の予定だったが、分水太鼓とのつながりで鼓童がメンバー5人で演奏することになった。鼓童の分水まつり出演は初めてで、文字通り分水太鼓との響演を披露する。雨なら分水総合体育館で行う。
これまで分水まつりは新潟大栄信用組合本店前付近にステージを設けたが、ことしはよりまつり会場の中心に近い第四北越銀行分水支店角の「地蔵堂本町」交差点付近ステージを設け、目目抜き通りの地蔵堂本町通りと「地蔵堂本町」交差点で交わる県道374号を歩行者天国にし、「お祭り広場」として行事が行われる。
15日は新潟のお笑い集団「NAMARA」のお笑いコンビ「ジャックポット」を総合司会に、午後0時半からの小学生によるたるみこしオープニングセレモニーで始まる。感染防止もあって小学生の鼓笛演奏はないが、午後2時から交通安全音楽祭で県警音楽隊が停止演奏を行う。
5時から歌と踊り市民芸能ステージ、6時から子どもみこしと分水みこし、諏訪神社の宵まつりも行われ、8時から民謡流しで100人余りが「地蔵堂おけさ」と「分水甚句」を踊って1日目を終わる。
16日はフリーアナウンサーの高野ひと美さんが総合司会。午後2時から分水商工会女性部の「分水チェリーベル」によるミュージックベル演奏に始まり、3時半から「太鼓道場分水」の演奏、4時半から島上小5・6年生による「ヲミワケ太鼓」の演奏、5時半から分水児童館のダンスとよさこいソーラン、そして7時半からの太鼓の響演と続く。
分水まつりは諏訪神社の例大祭にあわせている。願王閣でも分水まつりに合わせて祭りを行うので、地蔵堂本町通りや願王閣には露店が並ぶ。浴衣で訪れる子どもも多く、夏の情緒あふれる夏まつりだ。