15、16日の2日間の新潟県燕市分水地区の夏まつり「分水まつり」の初日15日の夜は、分水みこしと民謡流しで汗を流した。
地元諏訪神社の例大祭に合わせた夏まつり。これまで新潟大栄信用組合本店前付近に設けたステージをことしはを設けたが、ことしはまつり会場の中心に近い「地蔵堂本町」交差点付近角の第四北越銀行分水支店の駐車場に設置した。
目抜き通りの地蔵堂本町通りと、それと交わる県道374号を歩行者天国にして「お祭り広場」として行事が行われた。ことしは半世紀の第50回の節目でもあり、来場者にうちわと一緒に携帯用LEDライトをプレゼントした。
夜になっても蒸し暑さが続くなか、日没前に分水神輿會(みこしかい)による分水みこしが発進。日が落ちるとみこしを飾る照明が光って華やかさを増した。
最後に民謡流し。約150人が参加して生演奏に合わせ、2人1組になって和風フォークダンスのように踊る部分のあるユニークな「分水おけさ」と「分水甚句」を踊った。
踊り手も例年より少なめだったが、分水商工会女性部は、はっぴを新調し、気合いが入っていた。また、「2、3年、コロナで踊られなかったけども音楽が鳴ればちゃんと踊れる」と年に一度の民謡流しを楽しめる当たり前に感謝する女性もいた。