新潟県燕市吉田地区の夏まつり「第64回吉田まつり」が21日(金)、22日(土)の2日間、JR吉田駅前広場を中心に開かれる。昨年は1日だけに短縮したが、ことしはこれまで通り2日間にわたり民謡流しや山車巡行に南魚沼市出身のシンガーソングライターTSUNEI（つねい）さんをゲスト、地元吉田東町出身のBSNアナウンサー大塩綾子さんを司会に迎える。

吉田まつりのメーン会場となる吉田駅前広場

21日の989人が参加を申し込んだ民謡流しはルートを短縮

21日は午後7時から駅前広場できららおひさま・にこにここども園演奏披露で始まり、吉田中学校のカラーガード、吉田太鼓龍神会の披露のあと、8時から吉田民謡流し。昨年の407人の2倍以上の989人が参加を申し込んでおり、「吉田ばやし」、「吉田繁盛ぶし」、「吉田甚句」を踊る。

それでも以前よりは少なく、以前は駅前の三角形のブロックに沿って道路を歩行者天国にして内回りと外回りの二重の踊りの輪をつくったが、三角形を囲むには踊り手の数が足りないため、V字型で折り返すような形で踊り流す。最後は竿灯まつりとよさこい繁盛節との響演で締めくくる。

民謡流しが行われる道路の上には「吉田まつり」の横断幕

22日は大塩綾子アナウンサーの司会でTSUNEIさんミニライブに出車巡行、踊りの広場

22日は午後5時半から大塩アナウンサーの司会でTSUNEIさんのミニライブで始まり、県警オリジナル交通安全ソング「ゆっくり行こう」の歌と体操も披露する。

TSUNEIさんと大塩綾子アナウンサー

7時40分から子どもみこしもみ合い、山車参加団体の踊りの披露、13団体が山車で駅前広場から町内を1周、踊りの広場、フラダンスと商工会女性部による踊りの披露、最後によさこい吉田繁盛ぶしでフィナーレとなる。

23日に例大祭が行われる吉田諏訪神社

吉田諏訪神社例大祭にも足を運んで

吉田まつりは地元吉田諏訪神社の祭礼に合わせた夏まつりで、露店の出店もある。

吉田まつりの行事は夜が中心の夜まつりだが、日中は吉田諏訪神社へも足を運んでもらおうと、21日は午後5時から9時まで神社境内や神社前道路に吉田地区の4、5歳児約310人が絵を描いた絵を張った絵灯ろうを展示する。

23日に例大祭が行われる吉田諏訪神社

22日は午前10時半から吉田諏訪神社で例大祭が行われ、午後2時半から神輿渡御（みこしとぎょ）も行われる。

交通規制図

神輿渡御順路図