新潟県燕市で合宿している中学硬式野球チーム「東京リトルシニア」の指導などで来燕しているプロ野球・東京ヤクルトスワローズOBらによる燕市内の中学校野球部員を対象にした野球教室が23日、燕市立分水中学校で開かれた。
東京リトルシニアは、スワローズの元選手で同球団のヘッドコーチを務めた丸山完二さんが主宰。毎年、燕市で合宿を行っており、ことしは4年ぶり。合宿に伴う野球教室も恒例で、中学校は北信越大会出場に向けて調整中の吉田中を除く市内4中学校から野球部員54人が参加した。
講師は元スワローズの新潟市秋葉区出身の本間忠さん、新田玄気さん、三橋豊夫さんと元日本ハムファイターズの今関勝さんの4人が講師を務め、ウオーミングアップのあと走塁の練習から始めた。
講師は、できるだけ最短ルートでスピードを落とさずに走るための意識することを指導。「頑張れ、頑張れ!」と野球部員を励ましながらも「何やってんだ!」と厳しさも。それぞれの学校のユニホームを着た野球部員は炎天下で練習を繰り返し、体に覚えさせていた。