第43回全日本バレーボール小学生大会新潟県大会の混合で優勝し、初めての全国大会出場決めた新潟県三条市の小学生バレーボールチーム「こだまジュニアクラブ」(刈屋俊人監督)は24日、滝沢亮三条市長を訪問し、優勝を報告した。
混合は6人制で内訳によらず男女がプレーしていればいい。県大会は6月25日に柏崎市で行われ、県内からほかに五泉JVCと片貝ミニバレーボールクラブが出場し、3チームで21点3セットマッチのリーグ戦を行った。
こだまジュニアクラブは2チームにいずれもストレート勝ちした。2試合目の片貝ミニバレーボールクラブには1セット目で22-20とジュースにもつれ込んだが、ほかは相手をひとけた得点に抑えて優勝を決めた。
こだまジュニアクラブは、上位大会なかったが2021年に第28回新潟県小学生バレーボール新人大会新潟県大会女子の部で優勝している。そのときも滝沢市長を訪問し、当時の部員は滝沢市長に全国大会出場の目標を聞かれるて「お任せください」と答えて笑わせたが、その言葉を2年越しで実現した。
滝沢市長訪問には、大会にエントリーした6年生3人と4年生4人、男子3人と女子4人の内訳の7人をはじめ、部員13人で市役所を訪れた。滝沢市長の「今回は最初から優勝をねらってたんですか?」に部員は「はい」と声をそろえた。
目標はベスト8。それには5勝する必要がある。部員はそれぞれ「ベスト8に入りたい」、「自分たちのバレーをして1勝はしたい」、「こだまは守って相手のミスを待ったり、サーブで攻めたりして戦ったので、最後までボールを追いかけてあきらめない」、応援に回る部員も「大きな声でチームを応援したい」と話した。
滝沢市長は週5回も連取していることに驚き、滝沢市長の「全国大会では勝てそうですか?」にのせられて「勝ちます!」と元気に答えた。
滝沢市長は1人1万円の全国大会等出場激励金を贈った。「けがのないように暑いので熱中症にならないように練習して、最高の夏休みの思い出になるように。みんな謙そんしてベスト8って言ってましたが、ベスト4に、そして決勝に進めるように、私たちはみんなで三条からエールを送ります。1球1球、悔いのないよにいい試合をしてください」と激励した。
主将の大崎学園6年鈴木美羽さん(12)は「すごい緊張しましたが、優勝できてうれしかった。2試合目の1セット目は追い込まれましたが、6番の大関心晴さんのサーブで逆転できたのでとても感謝している」と振り返った。
「ずっと目指していた全国だったので、すごくうれしかった」と喜び、「まずは1勝して自分たちらしいバレーをしてそこからベスト8に向かっていきたい」と思いを話した。
全国大会は8月7日から10日まで東京都渋谷区の東京体育館などで開かれ、全国の都道府県代表が出場。こだまジュニアクラブは8日に神奈川県川崎市・川崎市とどろきアリーナで行われる混合予選リーグから出場する。