夏休みの家族連れに来館してもらおうと、日帰り温泉「いい湯らてい」(新潟県三条市)では30日(日)、夏フェスを開き、3年後の八十里越(はちじゅうりごえ)開通を見据えたノスタルジックカーの展示をはじめ家族で楽しめるイベントを行う。
ノスタルジックカー展示は、「KYOWAクラシックカー&ライフステーション」の協力で午前11時から午後2時まで行う。
国内外の懐かしいクラシックカーを中心に、ランボルギーニ「カウンタック LPA400S」(1982年)、ホンダ「NSX」(1991年)、ロータス「エラン S3 DHC」(1967年)、ホンダ「S800」(1966年)、日産「スカイライン GT-R」(1972年)など20台を展示する。
加えて正午からそれぞれの車のオーナーによる愛車自己紹介とエンジンをかけてふかすブリッピング実演も行う。
ほかに午前11時から午後4時まで揚げ、たこ焼き、ロングポテト、焼きいもなど、ホルモン焼き、生食パンなどを販売するキッチンカー出店するほか、フリーマーケット、子ども縁日も開かれる。三条市の造園会社「帝樹園 庭正」による水出しコーヒー、コールドブリューの販売もある。
「いい湯らてい」前の国道289号から福島県只見町へ抜ける八十里越(はちじゅうりごえ)は、3年後に開通する。国道289号は、太平洋側の福島県いわき市と日本海側の新潟市をつなぐ道だが、燕三条から福島県中通り白河市に横ぐしを入れる通年の往来が可能な一大観光道、経済道に成り得る。
いち早く2008年に那須連山を貫く甲子トンネルができて南会津と福島浜通り白河市がつながっており、八十里越え開通が待ち望まれいる。その開通前プレイベントとしてノスタルジックカーが新潟側の玄関口と言える「いい湯らてい」に華を添え、起点地域の素晴らしさを伝える。問い合わせは「いい湯らてい」(0256-41-3011)へ。