新潟県燕市の鈴木力市長は31日、定例記者会見を行って燕市出身の陸上選手・岸本大紀(ひろのり)さん(22)の燕市スポーツ大使任命など11項目を発表した。
岸本さんは分水地区出身で三条高校から青山学院大学へ進み、2020年、22年の箱根駅伝での青学の活躍に貢献。ことし4月からGMOインターネットグループの陸上部「GMOインターネットグループ」に所属している。
ことし3月、岸本さんが鈴木力市長を訪問したときに鈴木市長から直接、燕スポーツ大使を新設するので、就任してほしいと要請し、その場で岸本さんが快諾していた。
燕市スポーツ大使は、燕市出身の現役トップアスリートを任命。燕市のPR、スポーツ振興の象徴的な存在としてスポーツを通じ、市民に夢や感動を届けてもらうもので、特別な任務は求めない。
8月23日(水)午前10時から市役所で任命式を行う。鈴木市長は、岸本さんはGMOインターネットグループで元旦ニューイヤーやグリンマラソンを目指しており、「岸本さんがいろんな方面で走る姿を見ていただくことにすれば、大使の役割を果たしていただけると思う」と活躍に期待した。発表項目は次の通り。