7月最後の31日の新潟県三条市は34.4度まで気温が上がり、相変わらず猛暑日に迫る厳しい暑さが続いた。
明け方の最低気温は26.7度で1週間連続の熱帯夜。日中は昼前を中心に薄雲が広がったが晴れて午前10時26分に最高の34.4度に達した。8月1日の予報は曇時々晴れて予想最高気温は23度。
31日の猛暑のなか、燕市吉田ポケットパーク(燕市下中野)では、クラブでボールをたたく「パークゴルフ」の乾いた音が響いていた。
パークゴルフは、専用のクラブとボールを使ったゴルフのようなスポーツ。ボールをたたいてホールに入れるのはゴルフと同じだが、ボールはゴルフより大きく、できるだけ少ない打数でホールに入れるルールはゴルフと同じだ。
燕市吉田ポケットパークでは、燕市パークゴルフ協会(飯塚七郎会長・会員約50人)が6年ほど前から燕市からパークゴルフに利用する許可を受けてほぼ毎日、プレーを楽しんでいる。
代わりに芝生の手入れなどの整備は、燕市パークゴルフ協会で行っている。31日午前は8人が参加。熱中症にならないよう気をつけながら、「あっちゃー、だめろ!」、「どういあんだ」とプレーには熱中していた。
会員は70代が中心。会長の飯塚七郎さん(76)は「ほうきではいたことのある人なら誰でもすぐできるスポーツ。会員でなくても100円で誰でも参加できるので気軽に体験してみてほしい」と話していた。