新潟県燕市の燕ロータリークラブ(飯塚勇会長・会員40人)は1日、燕市横田に隣接する障害者支援施設「つばくろの里」(山田一郎園長)と就労移行支援・就労継続支援B型「夢工場つばめ」の利用者にこの夏も涼を味わってもらおうと氷菓をプレゼントした。
2009年から毎年、「つばくろの里」でかき氷交流会を開き、その場でかき氷を削って利用者にプレゼントしてきたが、新型コロナウイルスの感染防止のため、20年から利用者とは交流せず、市販の氷菓をプレゼントしている。
ことしも「つばくろの里」の入所者と通所者、「夢工場つばめ」の通所者に職員の分も含めて180個の氷菓を寄付した。
1日は燕ロータリークラブの飯塚会長、樋口徹幹事、本間尚貴社会奉仕委員長の3人が「つばくろの里」を訪れ、山田園長に段ボール箱に入った氷菓を贈った。
せめて利用者に直接、氷菓を手渡したかったが、感染防止のためことしもかなわなかった。山田園長は「毎年、利用者が楽しみにしている」と寄付に感謝し、飯塚会長は「かき氷で利用者と交流できるとよかった」と来年こそ利用者の喜ぶが見られることに期待していた。