新潟県加茂市の藤田明美市長は2日、定例記者会見を行い、14日の越後加茂川夏祭りや「加茂七谷温泉美人の湯」のデイキャンプスペースオープンなど8項目を発表した。
8月14日(月)に加茂川河川敷の西宮橋から栄橋間で第38回越後加茂川夏祭りが開催。左岸側で午後3時からおいしんぼ広場でさまざま露店が並び、午後4時からイベントが行われる。
右岸側でウキウキ桃釣り大会、灯ろう流し、加茂ライオンズクラブによる加茂ライオンズダンス、左岸側でよさこいソーラン、加茂中学校生徒のダンスパフォーマンス、大盆踊り大会。
8時半から夏祭りのフィナーレの大花火大会で、噴水花火や大ナイアガラが行われる。会場周辺は6時半から10時ごろまで車両通行止めなので、なるべく公共交通機関や指定の駐車場を利用する。
これまで河川敷の右岸と左岸をつなぐ仮橋を設置したが、河川環境の保全や災害防止に配慮してことしは設置しない。安全対策で5時半から10時ごろまで西宮橋から栄橋の間の階段を封鎖する。
日帰り温泉「加茂七谷温泉美人の湯」の敷地内で11日、デイキャンプスペースがオープン。粟ヶ岳を望みながらバーベキューができる。
午前11時から午後7時30分までの営業で、最終受け付けは5時30分。5区画あり1区画6人まで利用できる。料金はおとな5,000円、小学生以上の子ども3,500円で、2時間料理やドリンク飲み放題、入浴券付き。
7月19日付けで加茂市・株式会社大湊文吉商店が昭和初期から製造している屏風製品が、「加茂屏風」として県伝統工芸品に指定された。15品目の県伝統工芸品の指定で、加茂市ではことし1月に指定された「加茂紙」と合わせて2品目。
昨年5月30日に始めた「ごみゼロの日」に株式会社メルカリとのリユース推進連携事業で、フリマアプリ「メルカリShops」を活用して清掃センターに持ち込まれた粗大ごみの販売と庁舎などで不要になった備品の販売を行っている。
メルカリの調べで加茂市は、ことし4月から6月の自治体による「メルカリShops」で、販売数、販売額ともに1位となった。とくに4月からの3カ月間で、販売ペースを大きく増やした。
この要因は、市内の障がい福祉事業所との連携により出品の効率化を図ることが可能になり、販売数の増加につながった。今後もこの取り組みを継続し、リユースの推進とともに障がい者の就労支援につなげていく。
昨年、大好評だったフリーマーケット「カモフリマ」をことしも10月7日(土)に加茂市産業センターで開催するので、環境課では出店者を募集している。市内の人は8月1日から、市外の人は8月21日から受け付ける。出店料は無料。
8月29日(火)午前10時から、加茂市内の高齢者の方々の介護、認知症予防及び孤立を防ぐことを目的に、高齢者の通いの場「健幸さんの家」を日帰り「加茂七谷温泉美人の湯」で開く。
健康脳測定会で、認知、身体、生活、精神の4機能の測定と認知症予防空手の実演などを行い、来年3月に2回目の測定会を予定している。
9月から来年6年3月まで週1、2回、体操教室を行う。ライブ配信による介護、認知症予防体操。参加料は無料で定員は15人。
市内4つの地区で農業を行う人を対象に「農業の未来を考える座談会」を開く。6月22日に下条地区で最初の座談会で始まり、ほかの3地区は、須田地区は8月30日に産業センター、七谷地区は10月11日に加茂七谷温泉美人の湯、加茂地区は11月14日に産業センターでいずれも午後7時から8時30分まで開く。
各地区で複数回の開催を予定し、下条地区での2回目の座談会は8月18日午後7時から8時30分まで下条体育センターで開く。
1923年(大正12)年に五泉―村松間で蒲原鉄道電車が開通してことしで100周年。運行開始100周年を記念して加茂市立図書館では9月17日まで記念展示を行っている。
電車に掲げられていた社章や駅長の制帽、タブレットキャリア、運賃表等の蒲原鉄道に関する品物のほか、写真やスケッチ、地元小学生の蒲原鉄道自由研究作品などを展示している。
ほかにも図書館では、8月31日まで昨年度の新潟県の「読書おたよりコンクール」入賞作品と「白いツキノワグマ」のはく製の展示を行っている。
下条コミュニティセンターが冷房設備の故障し、館内の室温が高いため、7月26日から臨時休館している。この空調設備は1995年から30年近くたって老朽化し、応急的な修繕が困難なため施設開館の見通しが立っていない。
空調設備の故障前でも気温が下がれば開館する場合がある。