新潟県三条市で4日、5日の2日間開かれている三条夏まつりは4日凧パレードに続いて民謡踊り流しが行われ、21団体から約1300人が参加して中央商店街で「三条音頭」、続いて「三条おけさ」を踊り流した。
4年ぶりの民謡踊り流しで、前回2019年は約2000人が参加し、それと比べると大きく減った。踊る人にとっては参加人数は大きな問題ではなく、そろいの浴衣を着た団体もあった。
みんなで踊りを練習して「三条音頭」を「しーた、しーた、手裏剣シュッ!」と所作を歌詞にした歌を歌いながら踊る会社もあった。
この前に行われる予定だった小学生による凧ばやし踊りは猛暑のため中止になったが、民謡踊り流しは計画通りに実施。午後8時でも三条市の気温は30.3度と、30度を超えたままで蒸し暑かった。
「三条音頭」だけ踊って帰る人が多かったが、「三条おけさ」まで通して踊ると午後7時半から9時前まで1時間半近くに及び、踊り手は汗びっしょり。さすがに体長を崩す女性もいた。
翌5日は六ノ町公園の対岸の須頃堤外地を打ち上げ場所に大花火大会が行われる。