新潟県三条市の図書館等複合施設「まちやま」の昨年7月24日の開館から1周年を記念した三条市PRアンバサダーで三条市出身俳優の高橋克実さん(62)と滝沢亮市長のトークショーが9日、まちやまで開かれた。
453人から参加の応募があり、競争率3倍の抽選で当たった150人が参加した。厳しい猛暑だったが高橋克実さんはダークスーツにネクタイをしめて登壇した。
三条市内で撮影した写真などをプロジェクターで映し、それをネタに話を進めた。「まちやま」は高橋克美さんの母校、三条小学校の跡地に建設された。
高橋克実さんは、1972年(昭和47)11月に三条小グラウンドで行われた創立100周年の人文字の撮影など三条小にまつわる思い出から話した。
その記憶を呼び起こしているなかで高橋克実さんはぼそっと「おれ11らっけ」とテレビの高橋克実さんから聞くことのできない三条弁も。
7月に放送されたNHKの番組『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』の「あなたはまだ本当の“燕三条”を知らない」に出演した高橋克実さんは、番組のなかで盛んに「燕三条」の言葉が使われた。「燕三条市」が存在していると勘違いされるのが燕三条あるあるだが、そのなかで高橋克実さんがしっかり「三条市」と言っていたことに滝沢市長は感謝した。
高橋克実さんは昨年8月2日に三条市初のPRアンバサダーに就任し、それからも1周年になる。「三条市がらみだと必ず呼ばれます。おかげさまで」と高橋克実さんも感謝していた。
この10日ほど前に放送されたNHKの『ファミリーヒストリー』に高橋克実さんが出演し、高橋克実さんの両親や先祖が紹介されたばかり。参加者は一段と関心が高く、高橋克実さんの軽妙な話に聞き入っていた。