帰省や旅行で何日も湯を使わないときは、エコキュートの給湯機の沸上げ運転を休止させて電気代を節約できる。2001年に世界で初めてエコキュートの販売を開始した株式会社コロナ(新潟県三条市)は、節電の夏に役立つエコキュートの電気代節約術を紹介した。
エコキュートのタンクに水が入っていれば毎日、自動で湯を温め直すため、帰省や旅行で不在となる場合も電気を消費してしまうが、各メーカーは数日間、不在にするときは沸上げ運転を休止できる機能(沸上げ休止設定)を搭載している。
台所リモコンから帰宅日に合わせて休止期間を設定しておけば、 1日あたり約30円の電気代を節約でき、 帰宅後すぐに湯を使うこともできる。コロナは2023年モデルの操作方法を動画で解説している。
コロナ製エコキュートは休止期間を15日間まで1日刻みで設定できる。16日以上の場合はタンク内の水質変化による衛生上の問題なども考慮して、休止ではなく、「水抜き」するよう求めている。