夏休みの家族連れの来館につなげようと日帰り温泉「いい湯らてい」(新潟県三条市南五百川)は7月30日、初めて夏フェスを開いた。3年後に八十里越(はちじゅうりごえ)が開通すれば「いい湯らてい」は福島県から新潟県への玄関口となり、新潟県へ乗り入れる車のイメージを膨らませてノスタルジックカー展示などを行った。
ノスタルジックカー展示のイベントはクラシックカーの展示場「KYOWAクラシックカー&ライフステーション」(三条市上須頃)が企画した。
国内外の懐かしいクラシックカーを中心に、ランボルギーニ「カウンタック LPA400S」(1982年)、ホンダ「NSX」(1991年)、ロータス「エラン S3 DHC」(1967年)、ホンダ「S800」(1966年)、日産「スカイライン GT-R」(1972年)など21台を展示した。
それぞれの車のオーナーによる愛車自己紹介とエンジンをかけてふかすブリッピング実演も行った。昭和の車を愛する旧車ファンなどが訪れてにぎわった。
オープニングでは展示車両でパレードを行い、周辺約1.5kmを1列になって走行。来場者は旧車のフォルムとエンジン音、さらには排気のにおいまで五感で味わった。八十里越開通のときには行われるだろうオープニングイベントのパレードへの期待感も膨らんだ。