秋の始まり「立秋」だった8日の新潟県三条市は、37.7度の相変わらずの酷暑で6日連続の熱帯夜と猛暑日のダブルパンチが続いた。それでも最高気温は前日を下回り、続いていたこの夏最高の更新は5日連続でようやくストップした。
全国で最も気温が上がったのは、秋田県北秋田市の38.9度、それに次ぐのは新潟県長岡市の38.7度。三条市も全国6位で、時間帯によっては2位になることもある高温だった。
前日7日は午後からゲリラ豪雨のような落雷を伴う激しい雨が降ったため、一気に10度も気温が下がったが、8日明け方の最低気温は25.2度で結局、猛暑日は免れなかった。
日中は午前8時で32.3度と軽々と30度を超え、10時には35.7度を超えて猛暑日に。午後2時59分に最高の37.7度を観測したが、この夏最高だった前日7日の38.0度は下回った。
三条市は3日にこの夏最高の35.7度を観測してから、4日35.9度、5日36.0度、6日36.1度、7日38.0度と5日連続で最高を更新したが、ようやく連続更新が止まった。
予報では、この先1週間も雨が降る可能性は低く、1日の最高気温が35度以上と予想され、盆の帰省シーズンも酷暑が続く。9日の夏の高校野球は、新潟県代表の東京学館新潟高校と和歌山県代表の市立和歌山高校が第3試合で対戦する。