台風6号接近の影響で10日も北陸地方は気温が上がった。新潟県三条市は39.6度まで気温が上がり、石川県小松市の40.0度に次ぐ全国で2番目の暑さを記録。前日9日、三条市は39.8度で全国一暑く、2日続けて全国の注目を集める暑さとなった。
明け方の最低気温は26.5度で実に8日連続の熱帯夜となった。日中は雲ひとつない青空で、毎正時は午前10時には35.9度と早くも35度を超えて猛暑日になった。
午後から三条市は小松市と並んで全国最高となることもあったが、その後、小松市の気温がさらに上がって40度以上の酷暑日となり、三条市は2位になった。
涼しいところがあってもそこへ行くまでの道中の暑さを考えると外出する気がなくなってしまうが、10日午後はミズベリング三条の水遊び場「せせらぎポンプ」では、お母さんと一緒に遊びに来た小学校1年生の女の子が服のまま全身を濡らして夏ならではの涼を満喫していた。
それ以外の利用は、1組が木陰でテントを張るだけだった。ミズベリング三条にある水防学習館の職員によると、連日の猛暑でこのところ利用者が少ないと言い、利用も干上がっているようだ。
台風6号の影響で三条市は南東の風が吹いた。10日午後3時には朝鮮半島にあり、しだいに影響は少なくなっていくが、今度は台風7号が接近中。15日午後に強い勢力を保ったまま日本に上陸のおそれがある。