13日は盆の墓参り。「道の駅 燕三条地場産センター」(三条市須頃)では、墓参りに向けて午後になるとぴたっと客足が止まるのが常だが、ことしの13日は逆に午後から客がどっと繰り出して職員を驚かせている。
盆は、13日の迎え火で墓参りをして先祖の霊を家に向かえ、16日の送り火で再び霊を先祖の霊を送る。13日は早朝の涼しいうちに墓掃除に出掛け、夜に墓参りをする家が多いが年々、こだわりは薄れているようだ。
墓参りを13日にこだわらずその前後で行ったり、墓参りを兼ねて墓掃除をしてそれで終わりにしたり。自分の都合の優先度合いが高まっている。
それにしも燕三条地場産センターでは、13日午後2時で物産館の店内にはざっと150人が滞在し、目を疑うようなにぎわいだった。
感染防止の制限がなくなって初めての盆商戦。燕三条地場産センターは11日からお盆フェアを開いているが、これまでにない来客が続いている。感染禍前と消費者の行動も様変わりしたようだ。