新潟県三条市の山手、下田地域で14日、曲谷地区の盆踊り大会、中飯田地区では夏まつりが開かれ、それぞれ地域の人たち集まって屋外で飲み食いして盆休みの一夜をにぎやかに過ごした。
曲谷の盆踊り大会は4年ぶりの開催。曲谷青年会(堀江豊会長)の主催で多目的研修交流施設「やまゆり」を会場に開かれた。かつて地区で開かれていた芸能祭を消防団員が中心となって十数年前に今の盆踊り大会として復活させた。
早朝から和太鼓と篠笛を演奏するための矢倉を組んだ。地区には約100世帯がある。焼きそば、フランクフルト、たこ焼き、かき氷、飲み物などをふるまった。経費は地元で負担し、すべて無料の大盤振る舞いだ。
厳しい残暑に日中の出足は鈍かったが、昼酒で夜を待たずに顔を赤くし、カラオケ大会も楽しんで盆休みの1日を地元でのんびりと過ごしていた。
一方、中飯田の夏まつりも昨年は復活予定だったが雨のため中止し、4年ぶりの開催となった。中飯田青年部(渡辺貴行部長)の主催で会場は中飯田集落開発センター。こちらは盆踊りはなく、飲み食いとビンゴゲームやじゃんけん大会、射的などで盛り上がった。
食べ物のメニューは、豚串、もつ煮、唐揚げ、アメリカンドッグ、それに名古屋市周辺で好まれるお好み焼きをえびせんべいではさんだような「玉せん」も登場するグルメ派で、来場した人たちは飲んだり食べたりで腹を満足させていた。