新潟県弥彦村は15日、村内の「四季の宿 みのや」で「二十歳のつどい」開き、対象者86人のうち60人が出席して二十歳の節目を祝った。
本間芳之村長はお祝いの言葉で「歴史と豊かな自然に恵まれた弥彦で育ったことを誇りにして夢と希望に満ちたこれからの人生を堂々と歩んでいただきたいと思う」とエールを送り、最後に「みんな、かっこいです、最高です!」と締めくくった。
立島天馬さん(20)は「二十歳を迎えた今、いつまでも支えてもらってばかりというわけにはいきません。社会の一員として自覚をより強くいっそうもち、自立していきます」とそれぞれ決意を述べた。
このほか対象者の子どものころの写真のスライド上映や弥彦中学校と弥彦小学校の当時の恩師の励ましの言葉、記念写真撮影などが行われた。
昨年は4月に成人年齢が18歳に引き下げられたのに伴い、それまでの成人式を初めて「二十歳のつどい」に変えて開き、ことしで2年目。同時に昨年は振り袖が着られるようにと11月にほとんどの対象者の母校の弥彦中学校を会場に開いたが、ことしは以前と同じ盆に戻し、会場も弥彦文化会館に戻す予定だったが、空調設備の故障で初めて民間施設で開いた。
また、第9波の流行しているとされる新型コロナウイルスの感染などで、出席を予定した人のうち1割ほどが残念ながら欠席した。