16日も新潟県や東北地方の日本海側は台風7号の接近に伴うフェーン現象で高温になり、新潟県三条市は最高気温36.4度で全国4番目の暑さになった。全国最高は秋田県五城目の37.7度だった。
三条市の明け方の最低気温は26.4度で、5日連続の熱帯夜だった。しかし午前2時ごろ以降はほぼ30度以上が続き、日本気象協会が名付ける夜の最低気温が30度以上の「超熱帯夜」同然の寝苦しい夜だった。
日中は台風7号からのびる雲が広がってくもりがちで、台風7号の通過に伴ってそれまで東寄りだった風は西寄りへ変わった。
台風の通過によってふぇー現象は収まりそうだが、17日の新潟の予報はくもり時々晴れ。予想最高気温は36度と厳しい残暑が続く。
台風7号は最接近を過ぎ、午後9時には、日本海を時速約25キロで北へ進んでいる。中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。台風の中心は、17日午前9時には小樽市の西約250キロに進む見込みだ。