25日(金)午後6時半から新潟県上越市・上越文化会館で、三条市出身の全盲のシンガーソングライター、佐藤ひらりさん(22)が長崎県の障がい者長崎打楽団「瑞宝(ずいほう)太鼓」とコラボレーションするコンサート「瑞宝太鼓×佐藤ひらりコンサート」が開かれる。
瑞宝太鼓は、1987年に知的障がい者の余暇サークルとして発足。クラブ員からプロになりたいという声が上がり、2001年に4人の団員で瑞宝太鼓を結成した。今では国内、時には海外で年100回以上の公演や講習を行う。
コラボする佐藤ひらりさんは、武蔵野音楽大学総合音楽学科作曲コース4年生。現役の音大生シンガーソングライターとして活躍している。12歳で米国・アポロシアターアマチュアナイトでウィークリーチャンピオンを獲得。第34回国民文化祭で天皇皇后両陛下の御前で国歌を斉唱、東京2020パラリンピック開会式で国歌を歌って大きな注目を集めた。
このコンサートは新潟県文化活動推進事業として開かれる。チケットは一部優先席のほかは全席自由で一般が前売り2,000円、当日3,000円。中学生以下と障害者手帳を持つ人は無料だが、事前申し込みが必要。
チケットは株式会社新潟アパタイト(025-530-7676・小林さん)で扱っている。問い合わせは笑顔相続サロン上越妙高(025-520-8730・9:30〜18:00・担当:馬場さん)。