22日の新潟県三条市は最高気温37.2度の猛暑日で、15日の38.9度以来の厳しい暑さがぶり返した。
この夏、三条市は台風接近に伴うフェーン現象で記録的な高温を記録している。台風7号の接近で三条市は、14日は全国で最も暑い39.8度、15日は全国4位の38.9度と猛烈な暑さに見舞われた盆休みとなった。
その後はフェーン現象は収まったものの、16日36.4度、17日34.6度のあとは35度台の猛暑日が続いていたが、22日は再び一段ギアが上がったような暑さに見舞われた。
ただ、明け方の最低気温は24.6度と25度を下回り、熱帯夜は連続10日間でいったんストップした。とはいえ23日の予報は晴れ後時々曇りで予想最高気温は38度。さらに暑くなり、まだまだ熱波は収まらない。
22日は全国的にも新潟県の気温が高く、全国最高は新潟市秋葉区の38.9度、次いで魚沼市小出の38.4度だった。
三条市・五十嵐川をゴムボートで下るラフティングを提供しているIRC五十嵐川ラフティングは、8月は毎日、ミズベリング三条の信濃川の川岸を拠点にラフティングゲーム、サーフボードに立ってパドルをこいで進むSUP(サップ)、水上バイクの3つをセットにして楽しめるアクティビティーを用意している。
毎日、数件の利用があり、多い日は10件近い利用があると言う。22日の午後に参加した20代半ばの女性3人は、それぞれ佐渡市、十日町市、茨城県に住む大学時代からの友人。ウォータースポーツを体験しようとネットで探し、旅の予約サイトでIRCを見つけ、「また体験してみたい」と夏のスポーツを満喫していた。