新潟県は29日、2024年4月に東京・銀座で開業予定の首都圏情報発信拠点の運営事業者が決定したことを発表した。飲食店舗の運営事業者は、燕三条本店などレストランやマーケットを運営する株式会社Bit(秋山武士代表取締役・新潟市中央区)に決まった。
Bitは2013年8月1日の設立で、ことしは10周年のメモリアルイヤー。「Tsubamesanjo Bit 新潟店」を皮切りに19年オープンの燕三条本店や銀座店、東京店のレストラン4店舗とマーケット「Bit Market 新潟伊勢丹店」を展開している。
15年に居酒屋甲子園全国大会で優勝し、16年には秋山代表取締役が燕市PR大使に就任している。
秋山代表取締役は首都圏情報発信拠点の運営事業者に選ばれたことについてFacebookで、「新潟県からの強い要望もあり今回の店舗は【燕三条】ではなく【新潟】となるかもしれません」とし、「銀座のお店はしっかり新潟県と連携して更に私達のミッションである【新潟の魅力を世界に発信】して世界中から新潟に人が訪れるお店造りをスタッフ全員笑顔で取り組んでまいります」と投稿した。
首都圏情報発信拠点の運営事業者は公募して審査し、最優秀提案者が決まった。このほか、物産販売店舗等でJR東日本新潟シティクリエイト株式会社と株式会社ジェイアール東日本企画新潟支社の共同企業体、実施設計・施工工事で株式会社乃村工藝社に決まった。