新潟県三条市と福島県只見町を結ぶ「八十里越(はちじゅうりごえ)」の2026年に予定される開通に向けて、三条市と只見町で山に登って入浴施設を利用した人に「八十里越七名山オリジナル手ぬぐい」をプレゼントする「八十里越七名山 山&湯巡りキャンペーン」が1日、スタートした。
キャンペーンは10月31日までの2カ月間。参加方法はまず、三条市と只見町の対象の山を1座ずつ、計2座を登頂し、それぞれの頂上の標柱と参加者が一緒に写っている写真を撮影する。
三条市と只見町の入浴施設のうち1施設ずつ、計2か所で入浴し、受け付けのときに山頂で撮った写真を提示してスタンプをもらう。スタンプが2つそろったら、対象のいずれかの入浴施設の窓口でカードを提示すると手ぬぐいがもらえる。
対象の山は、三条市の「粟ヶ岳」、「守門岳」、「番屋山」、只見町の「要害山」、「蒲生岳」、「会津朝日岳」、「浅草岳」。入浴施設は三条市の「八木ヶ鼻温泉 いい湯らてい」、只見町の「深沢温泉 季の郷 湯ら里」、「只見保養センター ひとっぷろまち湯」。
八十里越七名山オリジナル手ぬぐいは、対象でもある七名山の山容と、三条市側はハヤブサ、カモシカ、ヒメサユリ、只見町側はブッポウソウ、アカショウビン、タムシバなどそれぞれの地域で生きる14の象徴的な動植物のイラストをデザインした。両市町250枚ずつ、計500枚限定。
3年後となった八十里越開通に向け、両市町の山と風呂の魅力とともに気運を盛り上げようと三条観光協会(梨本次郎会長)が行う。問い合わせは三条観光協会事務局(三条市営業戦略室内・0256-34-5603)。