長沢小ブルーモンスターズがドッジボールの北信越大会で16年ぶり3回目の優勝

(2023.9.2)

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新潟県三条市下田地区の小学生ドッジボールチーム「長沢ブルーモンスターズ」(鈴木雄真監督)は、8月27日に富山県・県民公園太閤山ランドで開かれた北信越大会の「第24回中日本ドッジボールチャンピオンシップ」で16年ぶり3回目の優勝に輝いた。

第24回中日本ドッジボールチャンピオンシップ優勝で記念写真
第24回中日本ドッジボールチャンピオンシップ優勝で記念写真

7月9日に三条市体育文化会館で全国大会予選を兼ねた新潟県ドッジボール大会が開かれ、県内から12チームが出場した。そのなかで長沢ブルーモンスターズは惜しくも2位となり、全国大会の切符を逃した。全国切符を逃した。

しかし、8月27日に開かれた中日本ドッジボールチャンピオンシップ大会に新潟県代表として出場した。大会には新潟4チームをはじめ、石川、長野、福井、富山の北信越ブロック5県から合わせて20チームが出場した。

長沢ブルーモンスターズは予選リーグ2位で決勝トーナメントに進出。長野、福井、富山の順に各県代表チームを破り、決勝で県大会3位の新潟県代表、レアルオーディエンスに勝って優勝を決めた。長沢ブルーモンスターズは、この大会で2006年、翌07年と2連続優勝しており、16年ぶり3回目の優勝となった。

少年野球チームとして発足し冬場のトレーニングにと始めたドッジボール

長沢ブルーモンスターズは1998年ごろ発足した長沢小児童を中心にした少年野球チームが前身で、屋外で野球ができない冬場のトレーニングをとドッジボールを始めたのをきっかけに2001年に結成した。長沢小の体操着が青いことから、「青い怪物」で「ブルーモンスターズ」と命名した。


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第24回中日本ドッジボールチャンピオンシップの決勝の対戦のようす

ドッジボールで好成績をあげるとともに少年野球とのウエートが逆転し、十数年前に少年野球をやめてドッジボール専門のチームになった。これまでに全国大会出場5回でベスト8までいったことがある。今年度のほかの大会の実績は、しばたさくらカップとミニドラ大会で優勝、北信越大会でベスト8になっている。

第9代のエースアタッカーの監督は「来年の春の県大会での優勝を見据えて」

今は市内の長沢小、大浦小、笹岡小、大崎学園に通う1年生から6年生までの小学生23人がメンバー。監督の会社員鈴木雄真さん(24)は、長沢ブルーモンスターズのOBで、第9代エースアタッカーだった。

今回は3年生以上の大会で、鈴木さんは「予選の内容が良くなかったので優勝できると思わなかったが、徐々にいい方向に向かった」と振り返る。

最近の試合は当てられて負けることが多く、キャッチに力を入れたのが結果につながったと言う。「来年の春の県大会での優勝を見据えてほかの大会でも戦っていきたい」と力を込める。


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1日夜の長沢小での練習のようす

決勝トーナメント2回戦の逆転勝利の盛り上がりが優勝の弾みに

キャブテンの長沢小6年鈴木歩さん(12)は「最高にうれしかった」と声を弾ませる。優勝のポイントになったのが、決勝トーナメント2回戦の福井県代表チームとの対戦。負けていたが後半で追い付き、最後はサドンデスで逆転勝利した。

「それでいけると思った」と鈴木さん。「決勝は1本、取るたびにすごくチームが盛り上がった」と最高のムードになった。

鈴木さんも次の目標は来春の全国大会優勝。「クイックやキャッチのフォーメーションを修正し、アタッカーもどんどんパスをつなぐドッジボールをやっていきたい」と話していた。

長沢ブルーモンスターズは火曜と金曜に長沢小、土曜jに飯田小で練習しており、見学や体験を歓迎している。問い合わせは味田克博代表・総監督(090-6535-3684)へ。


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