代表が新潟県燕市出身で燕三条地域のものづくりにこだわるレストラン「Tsubamesanjo Bit(燕三条ビット)」の10周年記念パーティーが3日、ことしもスノーピークHeadquarters(三条市中野原)で開かれ、約750人が参加して10年の節目を祝い、これからの躍進に期待した。
2013年に新潟市中央区にオープンした1号店「燕三条イタリアンBit 新潟店」で開業。15年に居酒屋甲子園全国大会で優勝したのをはずみに16年に東京・銀座に「銀座店」、19年に燕三条地場産業振興センターに「燕三条本店」をオープンした。
21年にリブランディングで名称を「Tsubamesanjo Bit」に変更。総菜やスイーツを販売数するデリカテッセン形式の店舗「Bit Market」を1号店を新潟伊勢丹にオープンし、21年には4号店「Tsubamesanjo Bit TOKYO」を東京・常盤橋にオープンした。
さらに21年は新潟市内にセントラルキッチンを新設。22年にはオンラインストアを開設した。
新潟県は29日、2024年4月に東京・銀座に首都圏情報発信拠点を開業し、その飲食店舗の運営事業者に決まった。今の銀座店が移転する形でオープンすることになり、勢いは止まらない。
周年パーティーは毎年、スノーピークHeadquartersで開いている。秋山さんは12月に新潟市にBit ドルチェ、来年3月に新潟駅にBit マーケット2号店、そして4月に首都圏情報発信拠点の銀座店をそれぞれオープンする計画を話した。
秋山さんは「これからもチャレンジし続けてスタッフとともに成長していきたい。11年目も突っ走っていくのでよろしくお願いします」とあいさつし、スノーピークの山井太社長や三条市の正副市長らとともに鏡開きを行ってパーティーの幕を開けた。