「背脂(せあぶら)ラーメン」発祥の地の新潟県燕市で、8月20日から市内の背脂ラーメン提供店を食べ歩いてシールを集める「燕背脂ラーメン シール祭り」が行われている。全店39店舗を制覇すると先着10人にメタル丼などがプレゼントされるが、想定を上回るペースで全店制覇達成者が現れたため6日、急きょ先着30人に枠を拡大。間に合わないとあきらめていたラーメンファンに朗報だ。
燕市内の背脂ラーメン提供店を回って燕背脂ラーメンを食べてシールを集める燕市の初企画。「マイルストーンコース」としてシールを3店、7店、12店、25店を集めると、それぞれ背脂ラーメンに関連した賞品の抽選に応募できる。
加えて「全店制覇コース」として全店のシールを集めた先着10人には、メタル丼と抽選で当たる賞品すべてをプレゼントするという企画でスタートした。
メタル丼の発送などは9月下旬ごろから考えていたが、全店制覇をする人が次々と現れ、スタートから18日目の9月6日までに8人が全店制覇を達成。早くも残りわずか2人になった。
実施期間の来年2月29日までまだ半年間近くもあるのに先着10人に達してしまっては、せっかくの事業の魅力も半減。シールを集めるモチベーションが下がってしまうので、一気に3倍の先着30人に枠を大きく増やした。
先着10人では間に合わないと、SNSなどでは全店制覇のあきらめや嘆きの声もあっただけに、シール集めにチャレンジしている人には朗報。燕市では全店制覇を目指す人も引き続き挑戦してほしいと呼びかけている。
ちなみに全店制覇の賞品のメタル丼は、株式会社カンダ(燕市)が製造する金色の中空二重構造のステンレス製。ミラー仕上げのメタル丼に金めっきとシール祭りのロゴを施すもので、今回のために特注で製造している貴重な非売品だ。
25店のシールを集めて応募できる賞品の金色のレンゲもカンダに特注。ステンレス製のレンゲにこれも金めっきとロゴを施す。12店の賞品の金色のはしは株式会社トーダイ(燕市)に特注し、ロゴはないがステンレスのはしに金めっきする。
7店の賞品はラーメン店主のキャラクターシール、3店の賞品はカップラーメン「ニュータッチ 凄麺 新潟背脂醤油ラーメン」。