新潟県燕市の物流拠点「つばめ物流センター」に事業所を置く企業でつくる協同組合つばめ物流センター(矢代秀晴理事長・32社)は7日、創立50周年記念祝賀会を開き、60に人余りが出席して50周年の大きな節目を祝い、新たなる飛躍を願った。
矢代理事長(59)はあいさつで1973年(昭和48)9月10日に前身の燕商業卸団地協同組合が設立された経緯を話した。急激な円高では流通で組合が大きな役割を果たし、バブル経済の崩壊、日本経済の成長率鈍化、追い打ちをかける新型コロナウイルスの蔓延といった混乱のなかでも組合員の支えで50周年を迎えられたことに感謝した。
さらに少子高齢化による労働力不足や複雑化する国際情勢など予測不能化がさらに進み、来年は物流における大問題である2024年問題も控えている。「これから直面するであろう幾多の困難それらに立ち向かうためには、きょうご参集いただいた皆さんの知恵と力の結集が不可欠。きょうがそのきっかけとなるべく活発な懇親と交流が進むことを心から祈る」と願った。