新潟いのちの電話(及川紀久雄理事長)の後援会(渡辺敏彦会長)の三条支部が6日、発足した。後援会には新潟本部と、支部は新発田、長岡、上越(休眠中)に三条が加わって4つになった。
これまで県央地域には支部がなく、新潟いのちの電話の財政的支援や自殺予防のための啓発活動を展開しようと6日、設立総会を開いて発足した。
会員は39人で、支部長は伊藤浩志さん(54)=ケイアイ商事代表取締役=が就いた。初年度の予算110万0010円。収入はほぼ会費収入の110万円で、会員1口1万円、一般会員1口3千円で募る。支出は「いのちの電話」パンフレットの作成・配布で95万円など。今後は自殺防止のための講演会やセミナーを開催するが、今年度は開催しない。
伊藤さんは、冒頭のあいさつで、顧問に就いた山井太さん(63)=スノーピーク社長=から、新潟県の自殺者数は国内ワースト3に入っており、なんとかしようよと話をもらったのを受けて設立の準備を進めた経緯を話した。
伊藤さんは「とても意義のある会の活動だと思っている。わたしもまだ不勉強だが、皆さんの力を借りて、いつまでという期限のない長い活動になると思うが、わたしも力の続く限り頑張りたい」と述べた。役員は次の通り。敬称略。
■支部長
■副支部長
■事務局長
■事務局
■監事
■顧問