新潟県燕市は9日、燕市吉田地区出身のBSN新潟放送アナウンサー、大塩綾子さん(27)を燕市PR大使に任命した。これで燕市PR大使は6人になった。
燕市は2013年に本宮宏美さんと上杉香緒里さんを燕市PR大使に、東京ヤクルトスワローズマスコットのつば九郎を燕市PR隊鳥(長)に任命してからことしでちょうど10年。その節目を記念して9日、「道の駅 国上」で開いた「燕市PR大使10周年記念コンサート」のななで、大塩さんの燕市PR大使の就任式を行った。
大塩さんは吉田地区で出身で新潟市の高校、新潟大学をへてBSN新潟放送に入社。ラジオディレクターを務めた後、2020年4月にアナウンサーとしてのキャリアをスタートした。6歳から大学時代まで剣道を続け、全国大会では3位になっている。
就任式では鈴木力市長が「燕市の魅了を世界へ発信してください」と、大塩さんに任命書とPR大使の名刺を渡し、たすきをかけた。
鈴木市長は「燕市出身なので、いろんな燕のいいところをいっぱいご存じだと思う。もっともっと良くしたいので、ぜひ内外に発信してほしい」と大塩さんに期待した。
大塩さんは燕市PR大使10周年の節目の年の就任に「とても光栄に思う」、「本当に驚いている」と喜んだ。地元のために頑張っている人たちを知っているのが自身の強みで、「この人たちの頑張りこそわたしが伝えるべきことと思う」。
さらに情報を教えてもらって「燕の食も自然も人も金属もすばらしいまちなのでこれからちょっとずつ魅力を伝えていきたい」と抱負を話した。
このあとお笑い集団NAMARAの中静祐介さんとトークを行った。またイベントでは先輩燕市PR大使の本宮宏美さんは体調不良で出演を見合わせたが、この日、燕市で行われたスワローズライスファームの稲刈りで来燕したつば九郎のトークショーが行われた。