越後の禅僧、良寛(1758-1831)が晩年を過ごし、親交を深めた貞心尼(1798-1872年)の出会いの地でもある新潟県長岡市和島地区、島崎地内の宇奈具志(うなぐし)神社で16日(土)、毎年恒例の「はちすば通り良寛てまり座」が開かれ、「越後語り座」による「良寛さま朗読ライブ」をはじめ、良寛と遊び、学び、食べる1日になる。
午後3時から夜にかけて開かれる。メーンの朗読は4時半から。越後語り座の小林へろさんと樋口幸子さんが高原美智子さんのパーカッションとともに良寛逸話朗読「慈愛に満ちた良寛さま」を行う。
このほか3時から蓮酒体験の甘酒のふるまいと「道の駅 良寛の里 わしま」のキッチンカー「一二三号」がオープン。むかし遊び体験コーナーで良寛にちなんだ手まりつき大会やこま回し、射的、けん玉、メダカすくいなどを用意する。
朗読のあとは燕市の「マンハッタンレイン」のゴスペルライブ。5時45分に神社参道に並べて竹灯ろうや和島こども園の園児が作った絵灯ろうを点灯する。
6時からお楽しみ抽選会ともちまきのふるまい、手まつりき大会の表彰もある。主催の実行委員会と和島島崎地区まちづくり協議会では多くの参加を呼びかけている。