新潟県燕市でカヌー競技の振興や人材育成を図ろうとことし4月に発足した燕市カヌー協会(佐野大輔会長)は17日午前8時45分から午後3時まで燕市・大曲河川公園を拠点に中ノ口川を会場に第1回燕市カヌー大会を開く。
初めての大会で準備期間が少なかったこともあり、今回は分水高校カヌー部に所属する部員を中心に燕市カヌー協会に所属するメンバーで競技を行う。
大会は全6競技で行われ、カヤック、カナディアンという乗り方の違う種目を100m、1対1の対戦方式のトーナメント戦、マラソン競技の各3競技行う。
会場は中之口川になるが、大会の様子は県央大橋や大曲河川公園の木道からも見学可能になっており、気軽に観戦を楽しめる。野会長は「なかなかふれる機会が少ないカヌーをぜひどなたでも気軽に観戦していただき、カヌーの楽しさを知ってもらいたい」と話す。
今回は、市内のさまざまな企業とコラボレーションし、優勝者に贈られる盾は市内事業所の大倉製作所とアイマークの協働で製造。さらに大会参加者への賞品も三宝産業など数社から提供を受け、オール燕で取り組んでいる。
佐野会長は「多くの企業がカヌー振興という目的に共感して協力してくれ、感謝している。今回はお試しの第1回だが、2回、3回と重ね、子どもの参加や分水高校の卒業生など多くの人がカヌーを楽しめる機会にしたい」と話している。当日の予定は次の通り。