新潟県燕市の燕東小学校区の燕東コミュニティ協議会は、23日(土)午後2時から燕市中央公民館で新潟食糧農業大学教授の比良松道一(ひらまつ みちかず)さんを講師に「生き抜く力 はぐくむ“農”」をテーマに講演会を開く。
比良松さんは九州大学で人気の授業だった「自炊塾」の講師。自炊をすると学生の日々の暮らしや生き方にどのような変化があったのか。自炊をする人が増えると農業や社会にどのような影響を及ぼすかについて語る。
定員150人で参加費は無料。申し込みは不要で参加したい人は直接、会場へ出向く。問い合わせは燕東コミュニティ協議会教育部会(090-2848-6108)。比良松さんのプロフィルは次の通り。
比良松道一さんのプロフィル
農学博士。福岡県農業総合試験場、九州大学農学部附属農場、同大学院園芸学分野で約20年にわたり、作物の品種改良や来歴解明に関する研究を行ってきた。その後、2014年に社会問題の解決に貢献するプロフェッショナルリーダー育成機関「九州大持続可能な社会のための決断科学センター」准教授を経て、2023年に食、農、ビジネスを一体的に学び、高度な専門性を持ったジェネラリストを育成する「新潟食料農業大学」教授に就任。九州大学で2013年から10年間、開講した「自炊塾」は、3ヶ月半で大学生の生き方を変える教育として話題を呼ぶ。2020年11月、その成果を「18歳からの自炊塾 九州大学 生き方が変わる3か月」(家の光協会)として上梓した。NPO法人日本食育協会理事、NPO法人山口県食育協会理事、一般社団法人九州オープンユニバーシティ代表理事も務める。