新潟県をカレーで盛り上げようと見附市出身のスパイス料理研究家、一条もんこさんが仕掛ける「ニイガタ カレー ジャック(NIIGATA CURRY JACK)」の第1弾が23日、田上町の「道の駅たがみ」で開かれた。12のカレー店が出店し、ローカルタレントの今井美穂さん、ラジオパーソナリティーのさとちんさんの見附市出身3人娘のトークショーでも盛り上げた。
一条もんこさんが代表を務めるカレー県にいがた実行委員会が主催。2年ほど前から県内の飲食店を回るスタンプラリーや、おうちカレー自慢コンテストなどに解くんできたが、今回が初めての対面型のイベントとなった。
東京からの出店もあり、12店がキッチンカーやテントで出店。スパイスカレーやもつカレー、昔ながらのカレー、薬膳カレーなど自慢のカレーを販売。各店にはほどよく行列ができ、カレーファンでにぎわった。
また一条もんこさんがクラウドファンディングを行って開発した「カレールウ」(880円)と「新潟ガラムマサラ」(598円)を会場で発売。特別にオール田上産の野菜とのセット販売も行った。
目玉は見附出身の3人娘のトークショーで、3人がそろって顔を合わせたのはこの日が初めて。100人以上が集まってトークに聞き入った。それぞれ好きなカレーやカレーにまつわる思い出などを話した。一条もんこさんは「カレーは選ぶんじゃなく、はしごするもの」で、5時間かけて8店をはしごしてカレーを食べたことがあると話した。
また、「カレーは引き算。大事なのはタマネギのいため方だったり、塩分だったり。スパイスは香りだけで味はなく、たくさんの種類を使えばいいというものではない」と持論も展開していた。「カレールウ」と「新潟ガラムマサラ」は近く一条もんこさんのオンラインショップなどで入手できるようになる。