新潟県加茂市の7つの商店街のうち2つの商店街で毎月1回、「華金(はなきん)」に開かれる「カモナイトバザール」の第1回が22日、穀町と本町の隣り合う2つの商店街、約350メートルを歩行者天国にして開かれた。
コロナ禍で大きな影響を受けた飲食業界を盛り上げ、商店街に夜のにぎわい取り戻そうと9月から毎月下旬の金曜の夜に商店街で「カモナイトバザール」が開かれる。
加茂市は加茂駅前から7つの商店街が一直線に連なり、商店街を変えてそのうち2つの商店街が会場に。今回は加茂商工会議所が主催したが、次回からは会場になる商店街が主催する。
注目は加茂信用金庫本店にオープンした一夜限りのディスコ「Utopia(ユートピア)」。本店に入る通路からイルミネーションを飾り、会場の3階ホールはミラーボールも設置してディスコホールに生まれ変わった。
どんな雰囲気だろうと会場を訪れる人が多かったが、さすがに照れもあってか踊る人は少なかった。それでも新潟市から踊りに訪れた人もあり、50年近く前から流行したディスコブームで体にも染みついたディスコナンバーは懐かしく、若い人も無手勝流でリズムに合わせて体を動かして盛り上がった。